ダイエットの方法は100万通り、いや無限にあります。だからこそダイエット関連の情報は発信され続け、ネタも尽きません。裏を返せば、それだけ「ダイエットは難しい」ということでもあります。
健康関係の出版物を編集制作しているという仕事柄、当社では、ダイエットに挑戦している方や、それをサポートする保健師や管理栄養士などの専門家と接する機会があります。その経験から、ダイエット成功者の共通点を探ってみます。
ダイエットを始める際には、自分で「目標」を立てて、それを手帳や紙(PCやスマホの壁紙でもOK)などに書き、毎日チェックする=意識することが、とても大切です。
ダイエット成功者に成功の要因を尋ねると、多くの方から「自分で目標を決めたのがよかった」「目標を毎日確認したのがよかった」という答えが返ってきます。
目標は、「1年間に体重を〇kg減らす」など長期の目標だけでなく、1ヵ月~3ヵ月程度の短期間の目標も設定したほうが、成果がすぐに確認できるので効果的です。また、「体重」「体脂肪率」「1日の摂取エネルギー」などの具体的な数値や、「毎食野菜を食べる」「夜10時過ぎたら食べない」「1日8,000歩歩く」といった具体的な取り組みにしたほうが、より効果が期待できます。そしてこれらの目標を毎日何度もチェックするのがポイント。毎日繰り返しチェックすることで、潜在意識に刷り込まれていくのです。
具体的な取り組みは、すぐにできて、しかも長く続けられそうなことから始めるのがコツです。よい習慣が一つでも身に付いたら、もう一つ、それができたらまたもう一つ……と増やしていくのです。
食事や運動に関する取り組みについて、ダイエット成功者はよく、「大変なのは最初のうちだけ」「慣れてしまえば楽になる」といいます。
たとえば、下記のように少しずつハードルを上げていくのがよいでしょう。
ダイエット成功者になるための食習慣のキーワードは3つ――「3食食べる」「野菜を多くとる」「遅い時間には食べない」です。
上記を参考に、長く続けられる、健康的なダイエットに取り組んでみてください。
(制作部Y)